平屋で老後を過ごす夫婦のための住まい方は?後悔しないための3つのポイント
2024.11.10
老後の生活を快適に過ごしたいと考えている、平屋での暮らしに興味を持っている夫婦のみなさまにご報告です。
この記事では、老後を平屋で過ごすメリットや、後悔しないための設計のポイントを紹介することで、シニア夫婦が安心して平屋での暮らしをイメージできるようになることを目指します。
平屋で老後を過ごすメリット
1:階段の上り下りの負担が少なくなる
階段の上り下りは、体力的に負担が大きくなってきます。
特に、足腰が弱ってきたり、病気や怪我をしてしまった場合は、階段の昇降が困難になる可能性もあります。
平屋であれば、階段がないため、そのような心配がなくなり、快適に生活を送れます。
2:転倒のリスクが低減する
階段だけでなく、段差や滑りやすい床なども、高齢者にとって転倒のリスクとなります。
平屋であれば、基本的に段差がなく、フラットな空間で生活できるため、転倒のリスクを大幅に低減できます。
3:災害への備えがしやすい
地震や火事などの災害が発生した場合、2階建て住宅では避難に時間がかかってしまうことがあります。
平屋であれば、1階にすべての部屋があるため、素早く安全な場所に避難できます。
夫婦で後悔しないための平屋設計のポイント
1:車椅子の利用を想定した設計
年齢を重ねるにつれて、車椅子が必要になる可能性も出てきます。
車椅子での移動がしやすいように、廊下やドアの幅を広く確保したり、段差をなくしたりするなど、車椅子の利用を想定した設計が必要です。
2:温度差を少なくするための工夫
平屋は、2階建てに比べて、冷暖房効率が低いという側面があります。
そのため、室温のムラが発生しやすく、特に冬場は、部屋の温度差によってヒートショックを起こすリスクが高まります。
断熱材をしっかりと施工したり、床暖房やエアコンなどの設備を導入したりすることで、温度差を少なくするように工夫しましょう。
3:生活動線を短くする設計
老後は、体力的に負担が大きくなるため、移動距離が長いと日常生活が大変です。
キッチン、浴室、トイレなど、頻繁に使う場所を近くに配置することで、移動距離を短縮し、快適な生活を送れます。
まとめ
平屋は、老後の生活を快適にするためのさまざまなメリットがある一方で、設計には注意が必要です。
階段の上り下りの負担を軽減できる、転倒のリスクを低減できる、災害への備えがしやすいなど、老後の生活をより快適にするための工夫を凝らした設計が重要です。
また、車椅子の利用を想定した設計、温度差を少なくするための工夫、生活動線を短くする設計など、老後の生活を見据えた設計を心がけることで、後悔のない平屋を実現できます。
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夫婦で平屋をお考えの方はぜひ当社までご相談ください。