価格別に考える二人暮らしの平屋の間取りについて解説します!
2024.09.06
二人暮らしの平屋は、老後の生活を快適に過ごすための理想的な住居といえます。
階段の上り下りがなく、生活動線をまとめやすいので、体の負担を軽減できます。
さらに、バリアフリー設計を取り入れやすいため、将来的な介護が必要になった場合でも安心して生活できるというメリットがあります。
この記事では、価格別に二人暮らしの平屋の間取りを紹介し、間取りを決める際のポイントを解説します。
□価格別に考える二人暮らしの平屋の間取り
*500万円~800万円の平屋
この予算帯では、1LDKの間取りが中心となり、生活に必要な最低限の設備をコンパクトにまとめた構造になります。
延床面積は12~19坪程度で、坪単価は30万円程度が目安です。
限られた予算の中で、平屋を建てることを実現したい方におすすめです。
*800万円~1,200万円の平屋
この予算帯では、2LDKの間取りが中心となり、夫婦2人での生活に適した広さになります。
延床面積は15~23坪程度で、坪単価は30万円程度が目安です。
リビングダイニングキッチン、寝室、和室、洗面所、浴室、トイレが十分なスペースで配置できます。
*1,200万円~1,600万円の平屋
この予算帯では、3LDK以上の間取りも視野に入ります。
延床面積は20~30坪程度で、坪単価は35万円程度が目安です。
広々としたリビングダイニングキッチンや、個室を複数設けることも可能です。
さらに、趣味の部屋や書斎などを設けることも検討できます。
□二人暮らしの平屋の間取りのポイント
平屋を建てる際には、予算だけでなく、間取りや設備などさまざまな要素を考慮する必要があります。
後悔しないためには、以下のポイントを参考に、お二人に合った平屋を設計することが重要です。
1:生活動線
平屋は、階段がないため、生活動線を自由に設計できます。
キッチン、洗面所、浴室、トイレなど、頻繁に使用する場所を近くに配置することで、家事の負担を軽減できます。
また、将来的な介護を考慮し、廊下や玄関に段差がないバリアフリー設計を取り入れることもおすすめです。
2:日当たり
平屋は、二階建てに比べて日当たりが良く、明るい空間を実現しやすいというメリットがあります。
しかし、周囲の建物や植栽によって日当たりが遮られる可能性もあります。
設計段階で、日当たりの良い場所にリビングや寝室を配置するように計画しましょう。
3:断熱性
平屋は、二階建てに比べて屋根面積が広く、夏は暑く、冬は寒くなりがちな傾向があります。
断熱材をしっかりと施工することで、快適な室温を保てます。
高性能な断熱材を使用したり、窓ガラスに断熱効果の高いガラスを採用したりすることで、冷暖房費の節約にもつながります。
4:耐震性
平屋は、二階建てに比べて地震に強いというメリットがあります。
しかし、構造や基礎の設計が適切でなければ、地震による被害を受ける可能性もあります。
耐震性能の高い構造を採用し、基礎もしっかりと補強することで、地震に強い平屋を実現できます。
□まとめ
二人暮らしの平屋は、階段の上り下りがなく、生活動線をまとめやすいので、老後の生活に適しています。
予算や間取り、選び方のコツなどを考慮することで、快適で安全な平屋を建てることができます。
当社では平屋のバリアフリープランをご用意しております。
老後の生活を考え平屋をご検討されている方は、ぜひ当社にご相談ください。