実家の売却の際には片付けが必須?注意点とあわせて紹介します!
2024.06.10
実家売却を考えている方の中で、片付けの重要性について知っている方は多くないのではないでしょうか。
実家を売る際には、内覧者に良い印象を与えることが非常に重要です。
適切な片付けが行われていないと、実家の価値を正しく評価してもらうことが困難になります。
そこで今回は、実家売却における片付けの重要性と売却前に把握すべき空き家の注意点を紹介します。
□実家売却における片付けの重要性
1:室内の広さを最大限に感じさせる
物が少ないほど、部屋は広く見えるものです。
特にリビングやキッチンは広さが求められる場所なので、不要な家具や装飾品は取り除くことが望ましいです。
クローゼット内も整理整頓を行い、収納スペースの広さをアピールすることが重要です。
これにより、内覧者に部屋の広さをより実感してもらえます。
2:修繕が必要な箇所を明確にする
家全体を綺麗に片付けることで、小さな修繕が必要な箇所が見つけやすくなります。
壁のひび割れや床のキズなど、買い手にマイナスとなるポイントを事前に発見し、適切な修繕を行うことで、家の評価を上げられます。
3:清潔感を持続させる
清潔で整理された室内は、訪れた人に好印象を与えます。
特にキッチンや浴室は、日常的に使用する場所なので、清潔感は非常に重要です。
これらのエリアが綺麗に保たれていることが、購入意欲を高める要因となります。
□売却前に把握すべき空き家の注意点
1:空き家の3,000万円特別控除の利用
空き家を売却する際には、3,000万円の特別控除が利用できる可能性があります。
この控除を利用するためには、特定の期限と条件が設けられています。
期限は相続開始から3年を経過する年の12月末までです。
適切なタイミングでの売却計画が、この特例を最大限に活用する鍵となります。
2:解体やリフォームの追加費用
特別控除を受けるためには、売却前に解体や耐震リフォームを行う必要があります。
これらの工事には費用がかかるため、その準備として費用負担を計画的に行うことが重要です。
解体を行うと固定資産税の評価額が変動する点も考慮する必要があります。
当社のようなプロの業者と相談し、コストと時間のバランスを考慮した計画を立てましょう。
3:契約不適合責任の回避
空き家はしばしば築年数が長いため、構造上の問題を抱えていることがあります。
契約不適合責任を避けるためには、建物の状態を正確に把握し、必要な情報を契約前に開示することが必要です。
また、売却活動前に住宅診断を受けることで、問題点を明確にし、買主に正確な情報を提供できます。
□まとめ
実家を売却する際には、適切な片付けで室内の広さと清潔感を強調し、修繕を行うことが評価向上につながります。
また、空き家の特別控除といった法的特例を活用し、売却計画を事前に立てることが重要です。
解体やリフォームの追加費用にも備え、契約不適合責任を避けるために物件の状態を正確に伝える必要があります。
当社のような専門家と協力し、スムーズな売却を実現しましょう。