給排水引込工事とは?費用が高額になる場合も解説
2024.09.14
家づくりには家を建てる前に必要な工事がいくつかあります。
その中でも給排水引込工事は水道管と家のパイプを繋ぐ、家の基礎となる重要な工事です
しかし、具体的な内容や費用について、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、給排水引込工事とはなにか、高額になる場合とともに解説します。
□給排水引込工事とは?
給排水引込工事は、家と上下水道管をつなぐ工事です。
水道管をつなげるという意味では屋外給排水工事と役割は同じですが、実際の工事内容は異なります。
給排水引込工事によって、水道メーターや下水道の公共マスが敷地内に設置され、家で水を使用したり排水したりすることができるようになります。
給排水引込工事は、建築基準法で義務付けられている工事ではありません。
しかし、家を建てる際に水道や排水を使用するためには、必ず必要となる工事です。
給排水引込工事は、一般的に建築会社や水道工事会社などが請け負います。
□給排水引込工事の費用が高額になるケース
給排水引込工事の費用は、給水管の口径や水道本管から建物までの距離、道路の種類などによって高額になる可能性があります。
1: 給水管の口径が大きい場合
給水管の口径は水道使用量によって異なります。
一般的な住宅では、20mmまたは25mmの口径が使用されます。
一方、二世帯住宅などでは、水道使用量が多いため、30mm以上の口径が必要になる場合もあります。
口径が大きくなるほど、給水管の材料費や工事費が高くなります。
2:水道本管から建物までの距離が長い場合
水道本管から建物までの距離が長くなると、給水管の材料費や工事費が高くなります。
特に、道路を横断する必要がある場合は、道路の掘削費用なども加算されます。
3:道路の種類が複雑な場合
道路の種類によっては、掘削作業が難しく、工事費用が高くなる場合があります。
例えば、アスファルト舗装が厚い道路や、地下に埋設物が多く存在する道路などです。
□まとめ
給排水引込工事は、家を建てる際に必ず必要となる重要な工事です。
費用は、給水管の口径や水道本管から建物までの距離、道路の種類などによって大きく異なります。
費用を抑えるために水回りをまとめたり、場所を工夫したりなど間取りの工夫の余地はありますが、水道や排水のために必要になるため安全性・安定性を重視することをおすすめします。
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